引き続き、ゴーギャンについてちょっと。
彼の自画像と実際の写真を見比べると、
自画像のほうがけだるそうな雰囲気が伝わってきます。
(写真では普通のおじさんみたい。)
(HPより)
なんで彼の絵に惹かれるのか考えてみると、
彼の使う”赤”色が関係あるのでは?と勝手に思ってます。
それこそ
”原始的な力強い赤”
”生命力のある赤”
”興奮する赤”
とでもいいましょうか~ね~
彼とゴッホが生活をともにしていたことはつとに有名ですが、
どう考えても上手くいくはずないように思えます。(実際もご存知の通り)
で、思うのが、
"Gogh's yellow"
彼の目にはあのような鮮やかな黄色が映ってたんだろうな~と思う。
”Gauguin's red”
それとは対称的なものではないのか?
世の中、全く性格が異なる者同士が上手くいってる例もあるので
一概にはそう言えないかもしれません。
でも、彼らは”芸術家”ですからね。
我々凡人の感じ得ないところで生きてたはず...
ps:
その昔、”ゴッホ”という映画を観たことがあります。
確か主演ゴッホ役はK.ダグラスで、ゴーギャン役はA.クインだったと。
ゴーギャンがアトリエを去り、あとに残された絶望感溢れるゴッホ。
ちょっと悲しい気分になった記憶があります。